失敗しない医療保険の正しい選び方

医療保険と通知義務

 

保険に加入した後も加入者が果たすべき義務に、「通知義務」と言うものがあります。

 

通知義務とは、契約締結後一定の事実が発生した場合に、契約者または被保険者がその事実を保険会社に対し通知する義務のことを言います。

 

これは契約時に、一度は「加入には問題ない」と判断した危険程度が保険期間中において著しく変更、増加した場合に、保険会社が契約内容を修正する機会を与えるために認められているものと解釈されています。

 

この通知義務も、故意または重大な過失により履行しない場合、「通知義務違反」となり「通知義務違反解除」となる場合がありますので注意が必要です。

 

特に損害保険(火災保険や自動車保険)の場合ですと、「自動車の買い替え」や「家の増改築」など、そもそもの補償対象が変わってしまうこともあり、保険金の支払可否に大きな影響を与えることとなりますので、この通知義務は告知義務と同様、非常に重要な意味を持ちます。

 

ただし、今回テーマとしてご説明している医療保険では、それほど心配することはないでしょう。

 

なぜなら、以前は他の医療保険を締結する場合などが通知義務の対象となっていましたが、今は契約を締結する段階で他の各保険契約等(生命保険、医療保険、傷害保険などの加入状況)の情報を告知いただく場合があるからです。

 

また、約款の重大事由解除という規定によって、多額加入におけるモラルリスクに対抗する仕組みができたことから、通知義務には含まれていないことが多いようです。

 

一般的に医療保険で通知が必要なのは、主に契約者が住所や通知先を変更した場合くらいでしょうか。

 

このような変更は、危険増加(契約の危険程度が高くなり、保険料が不足する状態)には該当しないため、通知しなくてもペナルティはありませんが、保険会社からのお知らせや重要な案内が届かなくなる可能性がありますので、なるべく早めに通知する方が良いでしょう。

 


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