失敗しない医療保険の正しい選び方

医療保険と1回の入院についての注意点

 

さて、「医療保険と入院限度日数」では敢えて詳しく触れず、単に限度日数のみのお話をしましたが、実は医療保険においては、この「1回の入院」というのは非常に特殊な考え方をしますので、特に注意が必要です。

 

これは入院給付金の請求において、しばしばトラブルにもなる解釈ですので、きちんと押さえておいた方がよいでしょう。

 

医療保険における「1回の入院」とは、「一定期間内の同じ病気での全ての入院」という意味で使われます。

 

通常「給付金の限度日数は、1回の入院あたり200日まで」と言ったように、保険金や給付金の支払いに日数制限を掛ける為に使用されます。

 

この「1回の入院」、保険約款には次のような記載となっています。

 

「同じ病気や関連する病気で入退院を繰り返した場合、退院から180日以内の入院は1回の入院とみなします。」

 

「退院した日の翌日以後180日以内にその入院と同一の原因、または直接の関係がある原因により入院した場合は、これらの入院は、1回の入院とみなします。」

 

このように退院後の一定期間(通常180日間)での再入院は「同じ入院」という考えをするため、同じ病気を原因として再入院した場合は、前回の入院と合わせ継続した「1回の入院」とみなし、日数を数えます。

 

ただし、前回入院の退院日の翌日以後180日を経過して再入院した場合は、別の病気とみなされるため保険契約上は別入院となりますので、限度日数は一旦クリアとなります。

 

例としては、

 

胃潰瘍で5日間入院。

 

 

退院してから60日後に再度胃潰瘍で20日間入院。

 

 

「1回の入院」の入院日数は25日としてカウント。

 

と言うことになります。

 

この例の場合、入院保障日数が30日型の医療保険だとしたら、残りの入院保障日数は5日間のみです。

 

ただし、退院後180日以上経過してから胃潰瘍が再発して入院してしまった場合は、再び入院保障日数は30日となるいう仕組みです。

 


このサイトでは元保険セースルレディーが医療保険の正しい選び方や加入時の注意点、医療保険の種類や必要性、よくある疑問などをわかりやすく紹介しています。

Copyright (C) 失敗しない医療保険の正しい選び方 All Rights Reserved.

医療保険と1回の入院についての注意点